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Free Tibet

 

 

 

 

 

Kashmir Border
Blind soldier
激動,幻想の60年代も終わり、70年に突入するが、ヴェトナム戦争や黒人開放運動も続き、ウォーター・ゲート事件によるニクソン大統領の失脚等混乱が続く。

そんな中、70年代に怒涛の作品を発表し、盲目であるが故の鋭い社会洞察力で、人種の壁と戦い続けた男こそStevie Wonderであり、70年代の彼のmessageは、特有のPOPなメロディーとシンセサイザーと共に問題提議を社会に投げかけている。

Stevie Wonder / Music of My Mind (1972)

72年に彼は、モータウンとのしがらみを排除し、心機一転「Music of My Mind」という愛に溢れた素晴らしい作品を発表。この先の神懸り的な作品を予感させる。
あまり、このアルバムは、70年のStevieで取り上げられないのが残念ぐらいの作品だと個人的に思ってるのですが...

Stevie Wonder / Talking Book (1972)

同じく同年「トーキング・ブック」を発表。
愛をテーマにした曲が多く、Stevie's Soundが炸裂!!
言わずと知れた名曲も収録。

Stevie Wonder / Innervisions (1973)

73年には「インナー・ヴィジョンズ」を発表。
個人的にはこのアルバムが一番好きです。
ジャケの絵のように盲目の奥 心から見た社会、物の本質を直視した彼の視点は、素晴らしい歌詞に反映されてます。
愛をテーマにした曲だけでなく、社会風刺もされてます。
ドラッグを嫌った彼ならではの視点の「Too High」
当時の状況を描写した「Living For The City
非の打ち所がありまへん!!

Stevie Wonder / Fulfillingness' First Finale (1974)

「インナー・ヴィジョンズ」発表後彼は、瀕死の交通事故に見舞われてしまう。
しかし、見事に復活した彼は、Higher Groundのように一歩上へと作品を発表。
それが、74年発表「Fulfillingness' First Finale」である。
You Haven't Done Nothin」は、例の事件の大統領を皮肉った曲です。

Stevie Wonder / Songs In The Key Of Life (1976)

76年発表の壮大なテーマの下作られた大作「Songs In The Key Of Life」
説明不要の名作です。
Black Man」では、人種差別について歌っています。

ブラインド・ソルジャーは、鋭い視線で社会を洞察し、強力な愛のテーマと強烈なメッセージとグルーヴを武器に人種の壁と戦い続けている。
Babylonに宿る魂

権力と奴隷社会の中で搾取され続けた黒人の都市,社会構造その名もバビロン。
ラスタファリズムの思想の元,ラスタマン(ナッティドレッド)としてバビロンと戦い続けた彼。

ラスタファリズムとは、400年もの間、物として扱われてきたジャマイカ人が
マーカス・カーヴェイが唱えたルーツに戻るアフリカ回帰を目的とした宗教で、
エチオピア皇帝ハイレ・セラシエを神(Jah)とあがめ、Jahの旗の下、物質主義
の否定や菜食主義,そしてザイオン(アフリカ)回帰唱えている。
ドレッドヘアや赤,黄,緑のラスタカラーもこの宗教の象徴であり、シンボルカラー
である。
彼らは、宗教集会で、祈りやガンジャ(マリファナ)の吸引をし、音楽を楽しみ
踊っており、その重要な儀式こそがナイアビンギであり、ラスタ特有の音楽である。



今日は、そんな彼ボブマーレーの命日です。
ボブは、1981年の今日享年36歳という若さでこの世を去った。
俺は、彼の音楽というか生き様にかなり影響を受けた。
このBlogのTitleもボブの曲から頂戴させてもらっている。
よく、宇多田ヒカルの曲から??とも聞かれるのだが...(苦笑)
まぁ嫌いじゃないからいいですケド...(笑)

死の原因になったのが、アルバムエクソダス発表後のTour直前に足を怪我
してしまう。
ヨーロッパツアーはこなすものの、結局アメリカツアーはキャンセルへ
足の膿にはガン細胞があったのだ。
結局、このガンが転移してしまうことになってしまうのだが...

そんな彼の事実上遺作である「UPRISING」では、癌との闘いの中にも
かかわらず、Positive Vibrationに満ち溢れている。
特に、最後のAcoustic Song「Redemption Song」の「Freedom」
というmessageと何の飾りも無いアコースティックサウンドに胸が熱くなり、
わしづかみにされる想いにさせられてしまう。

結局、ボブはこのアルバム発表後、命を落としてしまうことに...
死後に発表された音源「I Know」を聞くと胸が詰まってしまう。
それは、死という恐怖さえも受け止めて、それでも戦い続けているかの
ようなボブの生き様にだ。
悟りの境地とでもいったらいいのか...

ラスタの宗教には、ネイティヴアメリカンの宗教同様、死は存在しない。
彼等達は、死を自然の成り行きと捉え、肉体は、母なる大地に帰り、魂は
来世に生まれ変わると考えられてる。
だから死(終わり)はなく、ただ暮らす生活だけが違うだけなのだ。
きっとボブも新しい旅に出たのだろう。



ボブは、この音楽についてこう語っている
「レゲエは踊るために生まれてきた音楽であり、人々の為の音楽なんだ。
人々の内面に訴えるものなのさ!!」と...

そこには、どこかのレコード会社の戦略かなんかは、知らへんけど、
「レゲエ=夏」という訳のわかならい図式が定着している中では絶対
見えてこないmessageやsoulが存在しているんです。

合掌 PEACE

そんなmessageやsoulをまたここで紹介させて頂きます!!

そういう私もその昔、レゲエは、夏の音楽と思ってました。(大汗)

夢と現実の間で...
ネイティヴ・アメリカンの衣装や神話に出てくる神聖な動物をBAND名にした
彼等の曲。
哀愁漂うイントロからレゲエのリズム,絶妙なコーラスワークそして
エンディングにかけてのツインギターの掛け合い 誰もが知ってるであろう
あまりに有名な曲「ホテル・カリフォルニア」その曲に隠されてる歌詞の
意味を始めて知った時「What's Go In On」同様、そのギャップに驚いた。

そもそも、それも彼等の計算のうちだろうと思うと更に納得である。
ジャケットや歌の雰囲気から感じ取れる楽天的なイメージとは、正反対
ともいえる退廃的な歌詞。

ホテル・カリフォルニアに入ってしまう内にそこから抜け出せなくなった人達
の事を歌っているそれは、60〜70にかけての音楽業界や人々そして、
アメリカまでをも痛烈に批判した暗喩なのである。

ジャクソン・ブラウン,フライング・バリトー・ブラザーズ等で活動してた
彼らが、リンダ・ロンシュタットのバックバンドで集結し、カリフォルニア
に来た69年には、ウッドストックや反戦運動や公民権運動等世界が大きく
変革し、夢が大きく崩れ現実が見え隠れしてきていた。

イーグルスは、そんな時代背景を「ホテル・カリフォルニア」という楽園
という比喩という形で暗示し、歌っている。

歌詞の一部である
「酒を飲みたいんだが」とチーフに告げると「1969年以来お酒(スピリッツ)
はおいてません」という所は、まさしくそれを比喩しており、またお酒と
スピリッツ(精神)をかけている。

この曲が、未だに世代を超えて色んな人に愛されてるのは、メロディーの
素晴らしさもさながら、その裏に隠されてる警告ともとれるメッセージ色
の強い曲というのもあるからであろう!!

名曲に隠されたメッセージは、余りにも重過ぎる...


Street Fighting Man
Stonesの中でも珍しくメッセージ色の強い曲
68年の「Beggars Banquet」に収録されてます。
この曲は、メッセージ色強いせいか最近ではMotley Crue,Oasis,
Rage Against Machine等色々なartistによってカバーされてます。

この68年は世の中にも色々動きがあり「私には夢がある。」と演説し
黒人差別とベトナム戦争反対を掲げ戦ったアメリカ公民権運動の指導者
マーチン・ルーサー・キング牧師がマルコムXに続き凶弾に倒れた年で
あり、アメリカでの黒人開放運動による暴動やベトナム反戦運動,
フランスでの五月革命等世の中が、大きく動きまくってた混沌としてた
時期である。

そんな中ミックもベトナム戦争反戦デモに参加しており、警察との
衝突により負傷者が多数出た。

そんな時代背景の中、反体制を掲げこの曲は誕生したのである。
ラジオ局は暴動が挑発するという理由で、放送禁止へ警察が黒人への
暴行シーンを使ったジャケットは回収処分となった。

この状況に注目したジャン・リュック・ゴダールは、「ワンプラスワン」
という映画を残している。

Rage Against The Machine
私の音楽の楽しみ方のひとつなんですが、音楽と歴史のLINKや
Musician通しのLINKっておもしろいですよね。
最近では、自分がいいなぁと思うものは何でも聴く太刀なんで、
色々聴いてるうちに繋がってたり、逆に繋がり過ぎて訳わからん
ようになったり(笑)その時の時代背景なんかが見えてくると
独りで「へぇ〜」と妙に納得してるもんです。(笑)
といっても、そんなに詳しくはないんですけどね...
こうやってblogやってると本当に色々詳しい人が沢山いて記事
観てるのも楽しいですわ。

そうやって私の好きな音楽を紐とくと必ず闘争だの反逆だの
メッセージが多く、時代背景とLINKしてきます。
そんなかっちょいい音楽に焦点あてて書いてみたいと思います。

1発目は、Rage Against The Machine!!(以下RATM)
60〜70年代こそ社会問題(反体制,反戦,差別問題)に対する
メッセージをもったartistは沢山いるものの最近では、珍しい
怒りに満ちたエナジーを放出してるBANDです。


BAND名も「理不尽な社会構造に対する怒り」という意味なんですわ。

RATM結成後彼らは、自主制作で、人気を集めメジャーレーベルと契約
(敢えてメジャーなレーベルと契約し社会問題と戦う事を決意)
ベトナム戦争中に起こった僧侶の焼身自殺の写真をジャケットに
採用した、衝撃のデビューアルバムを92年にリリース。
アルバムの中身も怒りに満ち溢れたメッセージ色の強い楽曲
を生み出している!!(政治活動かと思うぐらいに彼等の
曲やプロモは、メッセージを叫び続けてます。)

音楽スタイルは、トムのヘヴィーなリフ(ZEPに影響受けた感じが
すごくしますね)に時折入るトレモロやワーミーやスイッチング
奏法を駆使した効果音がすごく印象的。
ボーカルザックは、独特なRHYMEをのせてHIPHOPスタイルで
メッセージを詰め込み、攻め立てる!!

そんな彼等の怒りの矛先は多岐に渡る。
ネイティヴアメリカンの活動家レナードペルティエに対する免罪
釈放運動,警察権力問題,幼児虐待問題,中絶問題,マスメディア
による報道問題,PMRC(歌詞検閲団体)への抗議,イラク戦争等


中でも注力してるのが、ザックがメキシコ系だったせいか
NAFTA(北米自由貿易協定)に対する矛盾だらけの調印だろう。
NAFTAは94年メキシコがアメリカとカナダとの間で締結された。
そもそもこの条約で天然資源に恵まれながらも搾取されてきた
先住民達が、貧困から解放されるはずが、結局彼らの土地は、
結果的に大企業に売却され、依然貧しい生活を強いられる事に...
こんな矛盾に94年EZLN(サパティスタ解放軍)が武装蜂起する。
サパティスタの人々は遂に立ち上がったのである!!
(サパティスタ=チアバスの先住民)
RATMの歌や映像を観てるとEZLNを支援してる事がよくわかります。
勿論、メッセージだけに留まらず、イヴェントの開催やボランティア
活動もしてます。

結局RATMはオリジナルアルバムを3枚残しザック脱退→解散して
しまいました。

私の心残りは、彼等を生で観そびれた事です。 
本間、後悔してますわ。

デビューアルバムとLIVE映像は、オススメです。

彼等のステージには、反対に吊るし上げられた星条旗と
革命家チェゲバラの旗が翻る。
アンプにもチェゲバラのペイントが施されている。
そのステージで、彼等は、抑圧されてきた全ての人の代弁者となり
叫び、狂い、オーディエンスも一体となり、会場全体が異様な雰囲気,
緊張感をかもし出してます。

「俺たちは矛盾だらけの合衆国と戦いぬくんだ!!
 決してプロパガンダなんかではない」と...


Rage Against The Machine / Rage Against The Machine


Rage Against The Machine / Live at the Grand Olympic Auditorium


Rage Against The Machine / Battle of Mexico City