アラバマの
3614 Jackson Highwayというシェフィールドの田舎街から60年〜70年中頃にかけて、サザン・ソウルの名曲が次から次へと生まれましてん。
そう、
マッスル・ショールズ・サウンド・スタジオからです。
マッスル・ショールズ・サウンド・スタジオ
元々このマッスル・ショールズは、地名からとられておりまして、そのマッスル・ショールズという街には、元々フェイム・スタジオが、建設されたのが始まりでして、フェイムのミュージシャンが、後に隣街のシェフィールドにマッスル・ショールズ・スタジオを建設しよったんですわな。
フェイム・スタジオ
ここでも、色々マッスル・ショールズ産のアルバムを紹介してますが、アレサ・フランクリン,ウィルソンピケット,パーシースレッジやキャンディ・ステイトン,クラレンス・カーター等を始めとするartistが、南部の田舎街マッスル・ショールズからSoulを生み出し、注目される事になりますねん。
そのスタジオも時代の波には、勝てなかったのか、今年に入って
閉鎖されてしまったんですわ。(涙)
ほんま、残念です。(泣)
マッスル・ショールズの音は、ディープ・サウスな土地に根ざした特有の音が、特徴ですねん。
都会の洗練された(どっちがいいとかと言う訳では、決してありません。)音とは違った、
その土地特有なサウンドが魅力的です。
南部には、もちろんマッスル・ショールズ以外にもスタジオが色々ありまして、各々その土地特有のサウンドを放っとります。
例えば、
メンフィスの
スタックス。
ブッカーT&MG'S,メンフィス・ホーンズを抱え強力なサウンドを作り上げてますな。
そして同じくウィリー・ミッチェルが作り上げた
ハイ・レコード
アル・グリーン,シル・ジョンソン,アン・ピーブルス,オーティス・クレイこれまた個性的ですわな。
ニューオリンズからはファッツ・ドミノ,ミーターズ,アラン・トゥーサン,ネヴィル・ブラザーズ
始めとしたファンキー・サウンドですわな。
それぞれ土地に根ざした固有の音が発信されとるんです。
もちろんマッスル・ショールズにもフェイム,マッスル・ショールズギャングと呼ばれたミュージシャンが集結してあの音を作り上げとるんですわ。
そして、そのミュージシャンの中に忘れてはいけない男がいます。
スカイドックこと
デュエイン・オールマンですわ。
彼もまだABB結成前にこのスタジオで日々腕を磨き、小銭を稼いでおりました。(笑)ストラト弾いてます。
デュエインも素晴らしいギター披露しとりまっせ!!
そして、このスタジオへストーンズ,ロッド・スチュワート始めとするミュージシャンが、次から次へとこぞってRECしにきて素晴らしい音源を作り上げていく訳です。