Etta James ,Taj Mahal バンド
そして昨日の 西海岸ブルース同盟と....
ブルースを基軸とした活動も素晴らしい
Mike Finniganさんですが
やっぱり!アメリカ南部の空気を たらふく吸い込み
ルーラルで、豊潤、ゆったりと流れていく時間と共に
哀愁が、じわりと滲み出ていく感触は
職人Mike Finniganという男が
音の糸を丹精込めて一本、一本 丁寧に織り込み
紡ぎ出すような、他の何にも 替え難きモンです♪
そんな 1976年のマッスル・ショールズでのソロ・アルバムは
豪快かつ、繊細な Mike Finniganさんならではの
お仕事と 信じて止みませぬ♪
Jerry Hahn Brotherhood / Same (1970)
こちらはJerry Hahn Brotherhood
中には、インプロ・ジャズ・ジャムやOrnette Coleman
のカヴァーなんかも あったりするけど
全体的に、ナッシュヴィル・ルーツな
アメリカ南部スワンプな部分も味わえる一枚
聴いたら、すぐにそれと分かるFinniganさん
のプレイと歌は、やはり素晴らしい♪
ニグロ・スピリチュアル・ルーツなゴスペル・ロックも
かっちょいいっす♪
Dudek Finnigan Krueger / The DFK (1980)
そういえば、Dave Mason Bandでも素晴らしいブルースを聴かせてくれた
Jim Krueger,スライドの名手Les Dudekとのバンド
D.F.K.っちゅうバンドもありました(笑)
Mike Finnigan / Same (1976)
そして、名盤 Mike Finnigan
Jerry Wexler 直々のプロデュースに
アジト、マッスル・ショールズでの録音
マッスル・ショールズと、いうよりか
ウッドストックの印象が頭に残るのは
Amos Garrett, Maria Muldaur, Dixieland Horns
の参加に加えて、Jesse Winchester, Allen Toussaint
Lee Dorsey, John Sebastian
の曲を取り上げてるせいですかね?
ニューヨークの人里離れたウッドストック
第二のニューオリンズ
NYCからは、Dylan、Geoff & Maria Muldaur
カナダそして、デルタからは、The Band
シカゴからは、Paul Butterfield
ニューオリンズからは、Ronnie Barron等々...
そして、この地で育まれた音を聴いてると
やはりこの人の影響が大きかったんでしょうね
同じくニューオリンズから、流れ着いたBobby Charles
カリブ海に面した 土地柄
フランス,スペイン領だった事もあるクレオール文化
南北戦争に敗北した 南軍軍楽隊の楽器を
黒人が 手にする事によって あのブルースが
パレード、ブラス・バンド・スタイルに、 変化
ディキシーランド・ジャズへと...
話が、それてまいましたが(汗)
このアルバムでも 「Ace in the Hole」で
そんな瞬間が 訪れますな♪
ニューオリンズのワイワイ、ガヤガヤ感
サイコー♪♪♪
後、Amos Garrettのギターも 素晴らしいっすね
トロンボーンのラインをギターに 置き換えてるかのような
独特で、素晴らしいラインを 紡いでますな♪
「New York State of Mind」
「Misery Loves Company」
辺りでのAmosのプレイは、泣かせますなぁ〜
Misery...での、Amosのオハコ
低音のコーラスもしぶいねぇ〜
そして、なんといっても、Mike Finniganと
マッスル・ショールズ楽団との 哀愁深い音の数々...
南部な 「Southern Lady」
「Mississippi on my Mind」
いいねぇぇぇ〜
加えて 「Performance」に
転がりまくる「Baby, I Found Out」
瑞々しい(笑)歌声も素晴らしい♪
Maria Muldaurとの 「Holy Cow」
マッスル・ショールズ・ホーンの ブロウもいいね♪
まぁ〜 結局、捨て曲無しの名盤なので あ〜る(爆)