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Doug Sahm and Band / Same
「Faded Love」の話にちょっと戻りましてと...

この人もカバーしてるん忘れてはなりませぬゾ。
TX探訪の旅に出ると、必ず避けては通れぬ道、ダグ・サーム。
彼もまた、トラッド,ブルースはじめルーツに造詣のとっても深いお人でございます。
彼の独自のルーツへの愛着、研究ぶりには、目を見張るもんがありますな。

ダグ・サームの通る道を辿れば、バック・ボーンの懐の深さを痛感させられます。

TX、サンアントニオで育ったダグは、カントリーやテックス・メックスはもちろん、
黒人音楽へも深く傾倒し、色んな音を貪欲に吸収してたようでして...
彼の音が、無条件に楽しく心地良く響くのは、バック・ボーンにあるボーダーレスな
音が、所狭しと詰まってるからなんでしょーな。
本日紹介する盤も、そんな音に満ち溢れとりますねん!

Doug Sahm and Band / Same (1972)

この盤は、アトランティック・レコードのジェリー・ウェクスラーが、ダグを
サンアントニオからNYのアトランティック・スタジオへと連れ出してきて
RECした音源なんですわ。

ジャケットを見てるだけで楽しいでしょ?(笑)
このアルバムのjam為にテキサス〜メキシコ,メンフィス,ニューオリンズ,
ニューヨークとあちこちからジェリー・ウェクスラーとダグ・サーム人脈で
集められたartistでジャケットが埋め尽くされとります。(笑)
ジャケットの絵も写真もgood!です!!

ご存知、ジェリー・ウェクスラーは、アトランティックのプロデューサーでありまして
スタックスやマッスル・ショールズを見てもらえれば、彼の黒人音楽への入れ込み
というか情熱は半端ぢゃないのは、一目瞭然ですわな。(笑)

そして、ここで書いておきたいのが、黒人だけぢゃなく、黒人音楽をバック・ボーン
に持っている南部の白人も後押ししてた事なんですわ〜
デュエイン・オールマン、ジェシ・エド・デイヴィス,トニー・ジョー・ホワイト
しかりデラニー&ボニー等々...
きっと、ダグ・サームもそういった点から目かけられたんでしょーな。

そして、用意したスタジオとこのメンツの入れ込み具合を見ると、ジェリー・
ウェクスラーは、間違いなくTX版デラニー&ボニーをやろうと企んでたのでは?
と勝手に想像してまいますわぁ〜

そのjamメンバーは?といいますと...

やはり注目は、ディランの存在といった所だろうか?
上記のcreditの楽器はこなすわ〜曲も下ろすわ〜と...大活躍ですな。
Dylanの相当な意気込みを感じちゃいますね!(笑)
ダグの後ろで満面の笑みを見せてるジャケットの写真も印象的ですなぁ〜(笑)
他にも、憧れのフレディ・フェンダーはいませんが、後のテキサス・トルネードへと
繋がっていく、フラーコ・ヒメネスやジェリー人脈?のDrジョンにディラン人脈?
デヴィッド・ブロンバーグにチカーノR&Bを後押ししてるホーン隊(メンフィス・ホーン,
レイチャールズ)も見逃せまへん。
ボブ・ウィルス・スタイルのツイン・フィドル・バンドになってるのも追記しとかんと
いけまへんなっ!!


そして、jamってる曲もダグ・サームのルーツが垣間見れてとても興味深い所。
ボブ・ウィルスのウェスタン・スィングにチャーリー・プライドのカントリー
にボビー・ブランド,Tボーン・ウォーカーのブルースに、先日紹介したリヴォン・
ヘルムやディランのルーツというよりアメリカン・ミュージックの源流でもある
デルモア・ブラザーズも飛び出してくるんですわ。勉強になります。(笑)
知らないカバーもありますが、(汗)バックボーンが垣間見れて楽しいです。

結局、このNYでのjam音源は、このアルバムに入りきらず、ボビーチャールズの
カバー含めて次のアルバム、サーダグラス名義の「Texas Tornado」にまたいで
収録されました。

The Sir Douglas Band / Texas Tornado (1973)

そして、2004年には、あのライノ・ハンドメイド(流石!!)よりコンプリート盤
が発売となりました。
ジェリー・ガルシアやグリスマンも参加しとりまっせ!!

Doug Sahm / The Genuine Texas Groover (2004)

最後に、この楽しいジャケットを手掛けてるのが、ギルバート・シェルトンという
お人でして、Deadのアルバムを手掛けてる人でもあります。

Grateful Dead / Shakedown Street (1978)

Truckin'」の中に出てくるドゥーダー・マンを描いてる人ですわ〜

余談でした〜(笑)
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